コンベックスメジャーの自立治具の製作
DIYで木工をしていると木材の寸法を測るのにコンベックスは必須アイテムですよね。
私も良く使いますが、長い板の寸法を測る時にちょっと困った(使いづらい)ことがあります。
それは、右手にえんぴつを持ってコンベックスを左側に引っ掛けて伸ばして墨付けのために印をつけようとすると、右手の甲にコンベックスが縮まろうと当たってきます。
時々ならまだ良いのですが、何度も当たるとイライラしてきます。
なのでいつもコンベックスを板の端まで伸ばして引っ掛けるように止めるようにしてます。
しかし、コンベックスが良く倒れます、倒れてしまうとスプリングの力で左端の引っ掛けたほうへ戻ってしまい墨付けできません。
これを解決するために板の左端にコンベックスを引っ掛けても固定できるように簡単な治具を作りました。
作り方は簡単で5.5㎜ベニヤだけで組み立てました。
使い方はケース状になっている溝にコンベックスを差し込んで、いつも通りに板の左端にコンベックスを引っ掛けて伸ばします。
そして、板の右端まで伸ばしていって治具本体を板の端に載せるように引っ掛けるだけです。
もし治具が邪魔な時はコンベックスを抜いてしまえば直ぐに普通の使い方が出来るようにしてあります。
引っ掛けている間はコンベックス自身のバネの力で引っ張られていますので写真のように斜めにしたり多少の揺れでも落ちることはなく非常に安定しています。
このようにしておけば両手がフリーなので正確な墨付けが出来ます。
そして、もう一つの特徴は木端を測る時にコンベックス自体が落ちないようにケースに少し工夫をしてあります。
この治具を木端に当てて下げると、ケースが木材を抱え込むように固定されるので、この状態で手を放してもコンベックスが落ちることはありません。
これで木端に墨入れをすることが出来ます。
詳しい詳細は動画で説明していますので宜しかったらご覧になってください。
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