テーブルソーとトリマーテーブルの自作

2021年4月6日

テーブルソーとトリマーテーブル自作

私の一番使う頻度の多いテーブルソーを作り直しましました。

大きな変更点は全体の大きさのコンパクト化です。

賃貸の一室を工房として木工をしているとだんだん作品や工具が増えてきて手狭になり、いろいろなことをやりたいのに狭くて無理なことが多く何とかならないかと考えた挙句、一番大きな工具(テーブルソー)のコンパクト化をしようと考えたのです。

古いテーブルソーと比べると大きさは約2/3にして重さも約半分にしました。

テーブルソーと言いましたがトリマーとジグソーも取り付けていましたが変更後はジグソーは外しました。

ジグソーはあまり使うことがなく、取り外すことでコンパクト化に有利でした。

 

こちらが古いテーブルソーとの比較写真です。

変更前テーブルソー

テーブルソーとトリマーテーブル自作

 

変更後テーブルソー

テーブルソーとトリマーテーブル自作

写真ではわかりずらいですが、横幅が105cmから65cmへ縮小してます。

さすがに65cm幅では大きな板をカットするには狭いので右側に折り畳み式の天板を追加してます

この天板を広げると約30cmほど天板を延長することが出来、全体で95cmになるのでほとんどの板を加工することが出来ます。

フェンスを固定するバー(手前のアルミ角材)は天板を広げたときに右へ移動してフェンスを移動することが出来ます。

天板を広げた状態

テーブルソーとトリマーテーブル自作

●今回のコンパクト化で便利になった点

マルノコの昇降機構

古いテーブルソーにも昇降機能は付けていたのですが、作り上げた後から追加したのでかなり無理がありました。

なので昇降中にブレードの平行や角度が微妙にずれたりして、そのたびに調整して使っていたので結構面倒でした。

ですが今回は昇降機能を前提に組み上げたのでズレてしまうことはなくなりました。
テーブルソーとトリマーテーブル自作

●使用中のマルノコ
【ハイコーキFC6MA3】

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切り込み深さを延長

天板から出るブレードの高さを最大で42mmまで伸ばしました。

古いテーブルソーでは37mmだったので2×4が一度では切断できなかったのが、1回のカットで切断できるようになりました。

これは変更してとてもよかったと思ってます。

表裏を2回でカットすると微妙に刃の跡が1回目と2回目でズレて残ってしまうのでとても気になっていたんです。

折り畳み式天板

天板を必要に応じて広げるようにしました。

治具を作って取り付けようかとも思いましたが、安価な金具があったのでこちらを使いました。

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テーブルソーとトリマーテーブル自作

●コンパクト化での反省点

重さを軽くするために天板に合板を使った結果、マルノコの振動でかなり上下に振動します。

これは今後の課題ですね、古いテーブルソーにはパーティクルボードを2枚重ねで使っていたので振動には強かったです。しかしその分重くなるのが難点ですね。

昇降機構など詳細は動画を見ていただければ分かると思いますので是非ご覧になってください。

●使用している工具・部材
【棚受け金具 L字型 折りたたみ】

【日立丸ノコ】

【トリマー】速度調整式

作成動画