ディスクサンダーの自作(中古卓上グラインダー使用)
ディスクサンダーがどうして欲しかったので自作しました。
理由は僕の木工DIYではヤスリ掛けが頻繁にあり、安いベルトサンダーを購入して横置きにして使っていましたが、音が大きいので使うときに非常に気を使い、落ち着いて作業に集中できなかったからです。
電動工具の騒音を気にするなら手でヤスリ掛けをすればよいのですが、効率性が全然違います。
それから両手で材を固定できるので正確に仕上がりますし、出てくる粉じんも同時に集塵できるからです。
なので騒音の少ないサンダーを探していたところ卓上グラインダーを改造してディスクサンダーにしている人がいたので、それを真似して自作してみました。
作り方
●ディスクを合板から切り出す
直径が25cmの円板を切り出します。
糸鋸やバンドソーで切り出してもよいのですが、僕はテーブルソーである程度まで角を落としていきます。
正方形から四つ角を切り、少しづつ回転させながら細かく角を落としていきます。
●トリマーで仕上げ
中心がずれないように治具を使い、円弧をビットで削ります。
●ディスクのバランス調整
モーターとしてつかう卓上グラインダーは3000回転なので、ディスクのバランスが崩れていると遠心力で本体ごと大きく振動して使い物にならないのでバランス調整は時間をかけて行います。
ディスクをフリーにすると重い方が下に回転するので、反対方向におもりとしてワッシャーを取り付けます
●ヤスリ部分の貼り付け
ホームセンターで売っている紙ヤスリを使います。
●丸く切って両面テープで貼り付け
●使用した感想
思った以上に研削スピードは速いです!
もっと早くに自作しておけばよかったと思うほど、簡単に板が削れます
ベルトサンダーより静かで簡単に削れます。
ディスクサンダーは構造上削る面積が狭いのであまり使おうとはしなかったのですが、使ってみるとこんなに快適だとは思いませんでした。
それから、本体の下にダストホースをつなぐダクトを取り付けてます。
これで静かに粉塵も気にせずヤスリがけができます。
製作から完成までの動画をアップしてますので宜しければご覧ください。
●自作動画
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