フレンチクリート簡易版(壁面収納棚)の自作

2021年1月29日

壁面収納で便利なのがフレンチクリートですね、壁面側と棚にお互いに斜め45度にカットした木材を取り付けて引っ掛ける方法です。

木材だけで出来るので気軽に作れそうなのですが、45度にカットする作業が大変です。

実際に私も以前の動画で壁面収納棚を作った時に45度カットでフレンチクリートを作ってみました。

 

マルノコの刃を45度に傾けてカットするのですが、マルノコの刃を斜めの状態で切るということは木材の切断面が広くなり、垂直(90度)でカットするの時より抵抗が大きくなります。

私が実施にカットした時はカット中にノコ刃の摩擦で木材から煙が出てきてしまい、ちょっと焦りました。

何か無理をしてしまったかなとテーブルソーを直ぐに止めて確認したところ、木材の断面が黒く焼けてました。

板を無理に斜めに押していたわけでなく45度の場合、斜め上から切断面を押してノコ刃を回しているので仕方がないことなのかもしれません。

その時は立ち上がる煙と焦げた臭いに我慢しながらなんとかカットし終えましたが、んーこれは二度としないかなと思ったくらいです。

ですが、たまたまホームセンターでこのようなものを見つけて、これならフレンチクリートの代わりになるかもしれないと思い購入してみました。

フレンチクリート壁面収納棚

これは正式名はアルミボーダーというものらしいです、何に使うのかはわかりませんが丁度良い物を手に入れたので早速作ってみました。

 

 

元からある45度にカットしたフレンチクリートと比べると棚を掛けた感じはこのアルミボーダーの方がしっかり掛かっているように感じました、またアルミ地に木材を差し込むので横移動がスムーズです。

フレンチクリート壁面収納棚

これは嬉しい誤算でして、今までの木材で作ったフレンチクリートは一度引っ掛けると木材同士で動きが鈍くなり重くなってました。でもアルミは横にスライドさせるのがとっても軽く、ちょっとだけ手元に移動させたいときにはとても便利です。

しかし良いことばかりではなくデメリットもあります。

このアルミで作るフレンチクリートはちょっと値段が高いのが弱点、とは言っても1本(1m)で700円ぐらいですからちょっとしたスペースに設置するだけでしたらアルミを利用する方が良いかもしれません。

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アルミボーダー

詳細は製作動画をご覧になってください